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ラファエル・ナダル

ラファエル・ナダル 2000年代
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No. 1自己最高
22四大大会優勝
ATPツアー
’00s·’10s·’20s時代
引退ステータス
ラファエル・ナダル 本人の公式アカウント

ラファエル・ナダルは1986年6月3日、スペイン・マヨルカ島マナコル生まれの元プロテニス選手。185cm、左利きで両手バックハンドを打つ。2008年8月に初めて世界ランキング1位に立ち、通算209週にわたり首位を記録。2008年、2010年、2013年、2017年、2019年の5シーズンを年末世界1位で終えた。

四大大会シングルスは通算22勝。内訳は全豪オープン2勝、全仏オープン14勝、ウィンブルドン2勝、全米オープン4勝で、ハードとクレー、芝のすべてでグランドスラムを制した。2010年全米オープン優勝でキャリア・グランドスラムを完成させ、のちに四大大会すべてを最低2度ずつ制した。

とりわけ別格だったのが全仏オープンで、2005年の初出場初優勝から2022年までに14度優勝。同大会での通算成績は112勝4敗、勝率96.55%に達する。一方でクレーだけの選手ではなく、ATPツアー通算92勝(マスターズ1000は36勝)、2008年北京五輪シングルス金メダル、2016年リオ五輪ダブルス金メダル(マルク・ロペスと)、デビスカップは自身が決勝に出場した4度すべてで優勝を経験した。

ロジャー・フェデラーノバク・ジョコビッチとともに男子テニスの一時代を築き、20年以上トップレベルで戦った。晩年は故障による長期離脱が増え、2024年10月に現役引退を発表。同年11月のデビスカップ・ファイナル8を最後の大会とし、オランダのボティク・ファン・デ・ザンスフルプ戦がプロ最後の公式戦になった。

Richard Mille公式によると、ナダルは2010年から同社と機械式腕時計の共同開発を進め、試合中も着用していたという。Richard Mille社は現役最終年の2024年に「RM 27-05 Flying Tourbillon Rafael Nadal」を発表した。重量はストラップを除き11.5gで、14,000Gの衝撃に耐える設計とし、80本の限定生産だった。

プロフィール

ツアー男子(ATP)
時代区分2000年代2010年代2020年代
ステータス引退
国籍スペイン
生年月日1986-06-03
身長185 cm
利き手左利き
バックハンド両手打ち
自己最高ランキング1 位
四大大会シングルス優勝22 回
四大大会 成績
  • 優勝22回:全仏14回(2005〜2008・2010〜2014・2017〜2020・2022)/全米4回(2010・2013・2017・2019)/全豪2回(2009・2022)/ウィンブルドン2回(2008・2010)
  • 準優勝8回:全豪4回(2012・2014・2017・2019)/ウィンブルドン3回(2006・2007・2011)/全米1回(2011)※全仏は決勝14戦全勝で準優勝なし
  • 2010年全米オープン優勝で史上7人目のキャリア・グランドスラム、かつアンドレ・アガシに次ぐ史上2人目のキャリア・ゴールデンスラムを達成
  • 全仏オープンは通算112勝4敗、勝率96.55%。優勝14回は四大大会単独最多の記録
ツアー優勝
  • ツアー通算92勝(マスターズ1000は歴代最多の36勝)
  • モンテカルロ・マスターズ11回優勝、ローマ・マスターズ10回優勝はいずれも大会記録
  • マスターズ1000は9大会中7大会を制覇。唯一未勝利だったのはマイアミ・オープンとパリ・マスターズ
  • 上記の内訳に四大大会22勝を含む
主要タイトル
  • 五輪金メダル2個:シングルス(2008年 北京)/ダブルス(2016年 リオ、マルク・ロペスと)
  • デビスカップ優勝4回(2004・2009・2011・2019、自身が決勝に出場した年)
  • ATPファイナルズ準優勝2回(2010・2013)。優勝経験はなし
  • 世界1位在位は通算209週。年間最終1位は5度(2008・2010・2013・2017・2019)

プレースタイル・人物像

アグレッシブ・ベースライナー

左利きから繰り出す強烈なトップスピンのフォアハンドが最大の武器。高く弾む重い球で相手をコート後方へ押し下げ、粘り強い守備から一転して攻撃に転じる。とりわけクレーコートでの支配力は歴史的で、全仏オープンでの勝利数は前人未到の域に達した。最後の一球まで全力で追う闘志と、どんなスコアでも集中を切らさない精神力は「戦う姿勢」の象徴とされ、世界中のファンを惹きつけた。

気質・人物像

輝かしい実績にもかかわらず謙虚で家族思いな人柄で知られる。ツアーを回りながらも故郷を恋しがり、可能な限り帰郷したと語ってきた。試合前後に見せる几帳面なルーティンもトレードマークで、一つひとつの所作に集中を保つ独特の習慣がある。勝利のあとも相手を立て、驕らない姿勢が長く敬愛される理由となった。

オフコートの素顔

生まれ育ったマヨルカ島マナコルを離れず、いまも同地を拠点にする。3歳のころからおじのトニ・ナダルにテニスを教わり、2017年まで師弟関係を続けた。2008年にラファ・ナダル財団を、2016年には故郷マナコルにテニスアカデミーを設立し、後進の育成にも力を注ぐ。サッカーのレアル・マドリードの名誉会員で、オフには釣りやゴルフを楽しむ。

使用ギア

ラケットBabolat Pure AeroBabolat Pure Aero
『アエロ』はナダル本人とBabolatが共同開発したスピン特化型シリーズ。空力性能を高めたフレーム形状で速いスイングスピードと重い回転量を両立させ、2016年以降は『Pure Aero』の名称に発展した。
現役晩年の仕様に最も近いのが2023年発売の『Pure Aero Rafa Origin』。100平方インチ・317g・バランス330mm・剛性73RAという、市販のPure Aero Rafa(290g)より27g重い仕様で、本人のラケットに近づけたモデルとBabolatは説明する。
※Babolat自身が、実戦用はサーフェス等に応じて微調整されると明記しており、市販品とは完全に同一ではない。
試合用バッグには番号を付けた6本を常備し、どの個体を握っているか把握していた。グリップテープ(Babolat VS Original)も自分で巻いていたという(Babolat公式)。
ガット/ストリングBabolat RPM BlastBabolat RPM Blast
Babolat公式が長年の主力ストリングと明記するRPM Blast。ゲージは1.35mm、テンションは通常25kg・高地25.5kgを基本とした。ポリエステル系で高いスピン性能を発揮し、強烈なトップスピンを支えた。
Babolat公式の引退記念発表によると、キャリアを通じて使用したRPM Blastの総延長は約300km、オーバーグリップ(VS Original)は約16,500mに達したという。
ゲージ1.35mm
シューズNikeCourt Air Zoom Vapor Cage 4 RafaNikeCourt Air Zoom Vapor Cage 4 Rafa
Nikeがナダルの意見を取り入れ、衝撃吸収のZoom Airユニットをかかとから前足部に移設した『Vapor Cage』シリーズの一足。横方向への切り返しやスライドの多いプレースタイルに合わせた補強を随所に施す。舌部に本人のシンボルである牛のロゴ、かかとに『Rafa』の刺しゅうが入る。2020年発売で、キャリア後半に着用が確認されているモデル。
ウェアNike
ナイキと契約。ノースリーブ姿は2000年代の象徴だった。

※ 上記のギア情報は2024年(引退時点)のものです。現在は異なる場合があります。
※ 商品リンク・画像は楽天市場・Amazon.co.jp(アフィリエイト)です。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合があります。購入前にメーカー公式情報・販売店情報をご確認ください。

アイキャッチ写真: Photo by Carine06 / CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

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