2001年生まれ、イタリア出身。2020年代の男子テニス界を代表する存在として急速に頂点へ駆け上がり、カルロス・アルカラスらとともにビッグ3後の時代を牽引している。プロ転向後に着実にランキングを上げ、2024年の全豪オープンで四大大会初優勝。同年の全米オープンも制し、イタリア男子として史上初の世界ランキング1位に到達した。
その後もトップの座を争い続け、2025年には全豪オープンを連覇し、ウィンブルドンでも初優勝。2026年にはウィンブルドンで大会連覇を達成し、四大大会シングルスの優勝回数を5まで伸ばした。
さらに2026年はATP Masters 1000でも圧倒的な成績を残し、インディアンウェルズ、マイアミ、モンテカルロ、マドリード、ローマを制覇。これにより全9大会を制する「Career Golden Masters」を完成させた。ハード、クレー、芝のすべてで最高峰のタイトルを獲得できるオールサーフェス型へ進化し、25歳にして男子テニス界の中心を担う存在となっている。
プロフィール
| ツアー | 男子(ATP) |
|---|---|
| 時代区分 | 2020年代 |
| ステータス | 現役 |
| 国籍 | イタリア |
| 生年月日 | 2001-08-16 |
| 身長 | 191 cm |
| 利き手 | 右利き |
| バックハンド | 両手打ち |
| 自己最高ランキング | 1 位 |
| 四大大会シングルス優勝 | 5 回 |
| 四大大会 成績 |
|
| ツアー優勝 |
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| 主要タイトル |
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プレースタイル・人物像
アグレッシブ・ベースライナー
ライジングでフラットに叩く。ベースラインから下がらず、相手の球が上がりきる前にとらえるので、ラリーのテンポが一方的に速くなる。フォアもバックも同じように深く重い球が来るため、相手は狙い所を作りにくい。
191センチの長身から打つサーブと、両手打ちバックハンドのダウン・ザ・ラインが決め球になる。取りこぼしが少ないぶん、崩す材料が乏しい相手だ。
長く弱点とされたのはクレーでの詰めの甘さで、2025年全仏の決勝ではアルカラス相手に3つのチャンピオンシップポイントを握りながら逆転負けした。ただ2026年はモンテカルロ、マドリード、ローマとクレーのマスターズ3大会を勝ち切っている。
気質・人物像
コート上で表情がほとんど動かない。ポイントを落としても次の構えに入るまでの間が変わらず、劣勢かどうかがスコアを見ないと分からない。
2024年3月の検査で筋肉増強剤クロステボールが二度検出され、ドーピング問題に巻き込まれた。理学療法士が使った市販薬が施術中に皮膚から入ったという説明が認められて当初は過失なしとされたが、WADAの提訴を経て和解が成立し、2025年2月9日から5月4日までの3か月間の出場停止を受け入れた。復帰戦は同年のローマで、いきなり決勝まで勝ち上がっている。
母語はドイツ語で、イタリア語と英語も話す。
オフコートの素顔
イタリア北部、オーストリア国境に近いインニヘンの出身。3歳でスキーを始め、7歳のときに全国大会の大回転を制している。テニスに絞ったのは13歳で、それまではスキーのほうが本業だった。
父ハンスペーターは料理人、母ジグリンデはウェイトレスとして働いていた。兄マークがいる。
13歳でリグーリア州ボルディゲーラのピアッティ・テニス・センターに移り、リッカルド・ピアッティとマッシモ・サルトーリの指導を受けた。山あいの村で育った子どもが、いきなり海沿いの町へ出た形になる。
使用ギア
| ラケット | 「スピード」は操作性とコントロールを重視したオールコート系(ジョコビッチも同シリーズを使用)。素直でクセのない打感が、シナーの正確でフラットなストローク=「精密機械」と称されるショットメイクを支える。 |
|---|---|
| ガット/ストリング | しなやかな打感のポリエステルで、スピンと球持ち、腕へのやさしさをバランスよく両立する。 |
| シューズ | ハードコートでの安定性とフィット感を重視したモデル。激しい左右の動きを支える。 |
| ウェア | ナイキのウェアを着用する。着用モデルは大会ごとに変わり、型番を特定できないためAmazonのリンクは見送った。 |
※ 上記のギア情報は2026年7月時点のものです。現在は異なる場合があります。
※ 商品リンク・画像は楽天市場・Amazon.co.jp(アフィリエイト)です。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合があります。購入前にメーカー公式情報・販売店情報をご確認ください。
アイキャッチ写真: Photo by Daniel Cooper / CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
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情報源
- ATP Tour公式選手プロフィール・タイトル一覧、Wimbledon公式、全豪オープン公式、全米オープン公式、全仏オープン公式、WADA公式発表、Wikimedia Commons(画像ライセンス)、本人公式X・Instagram・TikTok
確認日:2026年8月

