ステファノス・チチパスは1998年8月12日生まれ、ギリシャ出身の男子プロテニス選手。193cmの長身から打ち下ろすサーブと片手バックハンドを武器に、2021年8月9日には自己最高の世界3位に到達した。四大大会は2021年の全仏オープンと2023年の全豪オープンで決勝に進んだが、いずれもノバク・ジョコビッチに敗れ、優勝はまだない(2026年8月時点)。
キャリア最大のタイトルは2019年のATPファイナルズ。決勝でドミニク・ティームを破り、2001年のレイトン・ヒューイット以来の若さで年間王者になった。得意はクレーコートで、ツアー通算13勝のうち3勝をモンテカルロ・マスターズ(2021年、2022年、2024年)で挙げている。
2026年は序盤から不振が続き、6月には一時88位まで順位を落とした。7月のスイス・オープン・ガシュタードで16か月ぶりのツアー優勝を挙げ、通算13勝目としている。
プロフィール
| ツアー | 男子(ATP) |
|---|---|
| 時代区分 | 2010年代・2020年代 |
| ステータス | 現役 |
| 国籍 | ギリシャ |
| 生年月日 | 1998-08-12 |
| 身長 | 193 cm |
| 利き手 | 右利き |
| バックハンド | 片手打ち |
| 自己最高ランキング | 3 位 |
| 四大大会シングルス優勝 | 0 回 |
| 四大大会 成績 |
|
| ツアー優勝 |
|
| 主要タイトル |
|
プレースタイル・人物像
アグレッシブ・ベースライナー
193cmの長身から打つサーブと、ベースラインからの攻撃が軸。バックハンドは片手だ。得意はクレーコートで、ツアー通算13勝のうち3勝をモンテカルロ・マスターズが占める。統計分析家のジェフ・サックマン氏は、Tennis Abstractの2025年3月4日付の記事でそのバックハンドを分析している。トップスピンのバックハンドを選ぶ比率は56%と例年並みだが、強いサーバーに対するリターン成功率は従来平均の23%から29〜31%へ改善した。平均並みに底上げするだけでも1試合あたり1〜2ポイントの価値がある、というのが同氏の評価だ。
気質・人物像
父がギリシャ人、母がロシア人で、ギリシャ語とロシア語、英語を話す。感情はコートに出る。2022年ウィンブルドンのキリオス戦では観客席の近くへボールを強打して1万ドルの罰金を科され、2025年インディアンウェルズのルーネ戦でもコード・バイオレーションを受けた。コーチは長く父アポストロスが務めてきたが、2024年8月にいったん協働を終え、2025年7月に復帰。2026年6月、本人が恒久的な解消を明言し、後任にトマス・ペランを迎えた。
オフコートの素顔
母ジュリア(旧姓サルニコワ)はジュニア世界1位を経験し、ソ連代表としてフェドカップに出場した元プロ。母方の祖父セルゲイ・サルニコフはソ連代表のサッカー選手だった。弟のペトロスとパブロス、妹のエリサベットもテニス選手というテニス一家に育っている。本人はYouTubeで旅行と写真をテーマにしたvlogを続けており、影響を受けた相手としてケイシー・ナイスタットとピーター・マッキノンの名を挙げる。ファン向けの月額課金コンテンツ「Inner Circle」も手がけている。
使用ギア
| ラケット | Wilson 長年使ってきたのはWilson Blade 98系。2025年末に他ブランドへの移行が複数の媒体で報じられた一方、公式サイトは2026年8月時点でもWilsonを掲載している。確定できないためブランド名のみを記す。 |
|---|---|
| ガット/ストリング | 本人の公式サイトがWilsonの4G 125の製品ページへ直接リンクしている。ポリエステル系ストリングで、メーカーはテンション維持性能の高さを標榜している。 |
| ゲージ | 1.25mm |
| シューズ | 2025年12月に発表された新型で、adidasの公式リリースには契約選手としてチチパスの名が挙がっている。同社はこの新型を「コントロールのために設計した」と紹介している。 |
| ウェア | adidas ウェアも同じadidasで契約が続いている。2026年のウィンブルドンでは、同社の「ロンドン・オリジナルズ・コレクション」を着用したことが報じられた。 |
※ 上記のギア情報は2026年シーズンのものです。現在は異なる場合があります。
※ 商品リンク・画像は楽天市場・Amazon.co.jp(アフィリエイト)です。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合があります。購入前にメーカー公式情報・販売店情報をご確認ください。
アイキャッチ写真: Photo by si.robi, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons(2022年モンテカルロ・マスターズ)
関連選手
同世代の選手
情報源
- 英語版Wikipedia「Stefanos Tsitsipas」「Stefanos Tsitsipas career statistics」
- 本人公式サイト tsitsipas.com(フッターのスポンサー/SNSリンクを直接確認)
- ATP公式(atptour.com)は403 Forbiddenで直接閲覧不可のため、テニス専門媒体・Wikimedia Commonsで代替
確認日:2026年8月

