大会プロフィール
| ツアー | 女子(WTA)・男子(ATP) |
|---|---|
| グレード | ATP/WTA 1000 |
| サーフェス | ハード |
| 開催地 | カナダ・トロント/モントリオール(男女で毎年交互開催) |
| 開催時期 | 8月上旬〜中旬 |
ATP・WTA共同開催のマスターズ1000大会で、毎年8月にトロントとモントリオールで男女の開催都市を交互に入れ替えながら開催される屋外ハードコート大会。1881年創設でウィンブルドンに次ぐ歴史を持ち、2025年から男子ドローが96人・12日制に拡大された。
ナショナルバンク・オープン(National Bank Open)
ナショナルバンク・オープン(National Bank Open presented by Rogers)は、カナダで開催される男子ATP Masters 1000、女子WTA 1000の大会です。
男子と女子は同じ年にトロントとモントリオールの別会場で開催され、開催都市を毎年入れ替える独特の方式を採用しています。2026年は男子がモントリオールのIGAスタジアム、女子がトロントのソベイズ・スタジアムで開催されました。
屋外ハードコートで行われ、US Openへ向かう北米ハードコートシーズンを代表する大会の一つです。
2027年大会の日程
2027年ナショナルバンク・オープンは、7月31日から8月12日まで開催される予定です。
2026年とは開催都市が入れ替わり、男子大会と女子大会がトロント・モントリオールで交互に開催される形式が続きます。大会公式サイトではすでに2027年大会のチケット販売を開始しており、開催期間を7月31日〜8月12日と案内しています。
試合ごとの詳細日程や開始時刻については、開催が近づいた段階で公式スケジュールを確認する必要があります。
2026年大会結果
2026年男子シングルスでは、ベン・シェルトンがブランドン・ナカシマを6-3、7-6(4)で破り、ナショナルバンク・オープンを2年連続で制しました。シェルトンは6試合を通じて1セットも落とさず優勝。大会連覇は2019年のラファエル・ナダル以来となりました。
女子シングルスでは、イガ・シフィオンテクがエレナ・ルバキナを6-2、6-3で破って優勝しました。シフィオンテクにとって2026年シーズン初タイトルとなり、カナダ大会では初優勝です。
2026年主要種目の結果は以下の通りです。
| 種目 | 決勝結果 |
|---|---|
| 男子シングルス | 優勝: ベン・シェルトン 準優勝: ブランドン・ナカシマ スコア: 6-3、7-6(4) |
| 女子シングルス | 優勝: イガ・シフィオンテク 準優勝: エレナ・ルバキナ スコア: 6-2、6-3 |
| 男子ダブルス | 優勝: オルランド・ルス/ラファエル・マトス 準優勝: マルセロ・アレバロ/マテ・パビッチ スコア: 5-7、6-4、[10-6] |
| 女子ダブルス | 優勝: カテリナ・シニアコバ/ジャン・シュアイ 準優勝: サラ・エラニ/ニコール・メリチャー=マルティネス スコア: 6-3、6-4 |
男子ダブルスではブラジルのルス/マトス組が決勝でアレバロ/パビッチ組を逆転で破り、2人にとって初のマスターズ1000タイトルとなりました。女子ダブルスではシニアコバ/シュアイ組が大会を通じてセットを落とさず優勝しています。
2026年の賞金
2026年男子ATP Masters 1000大会の賞金総額は941万5,725ドル (参考換算で約14億9,710万円)でした。男子シングルス優勝賞金は115万1,420ドル (約1億8,308万円)、準優勝は61万2,340ドル (約9,736万円)です。
| 男子シングルス成績 | 賞金(米ドル/円換算) |
|---|---|
| 優勝 | $1,151,420 (約1億8,308万円) |
| 準優勝 | $612,340 (約9,736万円) |
| ベスト4 | $340,190 (約5,409万円) |
| ベスト8 | $193,645 (約3,079万円) |
| 4回戦 | $105,720 (約1,681万円) |
| 3回戦 | $61,865 (約984万円) |
| 2回戦 | $36,110 (約574万円) |
| 1回戦 | $24,335 (約387万円) |
女子WTA 1000大会の2026年賞金総額は743万3,076ドル (約11億8,186万円)でした。女子シングルス優勝賞金は108万5,220ドル (約1億7,255万円)、準優勝は56万4,920ドル (約8,982万円)です。
| 女子シングルス成績 | 賞金(米ドル/円換算) |
|---|---|
| 優勝 | $1,085,220 (約1億7,255万円) |
| 準優勝 | $564,920 (約8,982万円) |
| ベスト4 | $297,315 (約4,727万円) |
| ベスト8 | $154,354 (約2,454万円) |
| 4回戦 | $81,800 (約1,301万円) |
| 3回戦 | $47,605 (約757万円) |
| 2回戦 | $28,425 (約452万円) |
| 1回戦 | $18,420 (約293万円) |
円換算は2026年8月時点のUSD/JPYレート(1米ドル=約159円)による参考値で、実際の為替レートは日々変動します。男子と女子では賞金体系が異なるため、この表もATPとWTAを分けて掲載しています。
ナショナルバンク・オープンの歴史
ナショナルバンク・オープンの男子大会は1881年に始まりました。ATP公式によれば、現在も続く主要男子テニス大会としてはウィンブルドンとUS Openに次ぐ長い歴史を持ちます。
女子大会も19世紀末から開催され、現在は男子ATP Masters 1000、女子WTA 1000として世界トップクラスの選手が出場しています。
大会は長い歴史の中で名称やスポンサーを変更してきました。近年では「ロジャーズ・カップ」の名称で長く親しまれ、2021年から現在の「National Bank Open presented by Rogers」となっています。
開催地もトロントとモントリオールを使い分ける独特の方式です。現在は男子と女子が同時期に別都市で開催され、翌年に開催都市を入れ替えます。トロントではソベイズ・スタジアム、モントリオールではIGAスタジアムが使用されています。
2024年3月には男子大会が56人ドローから96人ドローの12日制へ拡大されることが発表され、2025年から実施されています。現在は男子・女子ともシングルス96人ドローを採用する約2週間の大型1000大会となっています。
ナショナルバンク・オープンの主な記録
男子シングルス最多優勝記録を持つのは、イワン・レンドルの6回です。レンドルは1980年代に6度優勝し、決勝にも9度進出しました。ラファエル・ナダルは5度、ノバク・ジョコビッチは4度優勝するなど、近年の世界ランキング1位経験者も多数タイトルを獲得しています。
2026年にはベン・シェルトンが2025年に続いて優勝し、2019年のナダル以来となる大会連覇を達成しました。
女子では、オープン化以降の最多優勝記録をクリス・エバートとモニカ・セレシュが4回で分け合っています。セレシュは1995年から1998年まで4連覇を達成しました。
カナダ勢では2019年にビアンカ・アンドレースクが女子シングルスを制し、2025年にはビクトリア・ムボコも地元カナダでタイトルを獲得しています。
日本での視聴と公式情報
男子ナショナルバンク・オープンはATP Masters 1000大会のため、ATP公式配信サービスTennis TVの配信対象です。日本ではATP Tourの配信権を持つU-NEXTでも男子大会が配信されています。
女子WTA 1000については男子ATPとは放映権体系が異なるため、WTA公式の地域別放送情報を開催時に確認する必要があります。
ナショナルバンク・オープン公式サイトでは、男子・女子両大会のドロー、日程、試合結果、選手情報、ニュース、動画、チケット情報などを確認できます。