大会プロフィール
| ツアー | 女子(WTA)・男子(ATP) |
|---|---|
| グレード | グランドスラム |
| サーフェス | クレー |
| 開催地 | フランス・パリ |
| 開催時期 | 5〜6月 |
四大大会(グランドスラム)の一つで、毎年5〜6月にパリのスタッド・ローラン・ギャロスで開催される。1891年創設、グランドスラム唯一のクレーコート(赤土)大会として知られる。
ローラン・ギャロス
パリの赤土で争われる、グランドスラム唯一のクレーコート大会。
全仏オープン(ローラン・ギャロス)は、
フランス・パリのスタッド・ローラン・ギャロスで開催される
年間2大会目のグランドスラムです。
1891年にフランス選手権として始まり、
1925年に国際大会へ拡大。
1928年から現在のスタッド・ローラン・ギャロスを舞台としています。
1968年にはオープン化以降最初のグランドスラム大会となりました。
次回のローラン・ギャロス 2027は、
2027年5月17日〜6月6日
に開催されます。
オープニング・ウィークは5月17〜21日、
本戦は5月23日に開幕します。
大会概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | ローラン・ギャロス(Roland-Garros) |
| 日本語名 | 全仏オープン |
| カテゴリー | グランドスラム |
| 創設 | 1891 |
| 国際化 | 1925 |
| 開催地 | フランス・パリ |
| 会場 | スタッド・ローラン・ギャロス |
| サーフェス | クレーコート |
| シングルスのドロー数 | 男子128 / 女子128 |
| ダブルスのドロー数 | 男子64 / 女子64 |
| シングルス優勝ポイント | ATP 2,000 / WTA 2,000 |
| センターコート | フィリップ・シャトリエ・コート |
| センターコートの座席数 | 15,000 |
| 時間帯 | 中央ヨーロッパ時間(Europe/Paris) |
ローラン・ギャロスは現在、
4つのグランドスラムの中で唯一クレーコートで開催される大会です。
次回大会 : ローラン・ギャロス 2027
2027年大会は、オープニング・ウィークを含む5月17日〜6月6日に開催されます。本戦は5月23日開幕です。
現時点の公式日程:
| ラウンド | 日程 |
|---|---|
| オープニング・ウィーク | 5/17–21 |
| 1回戦 | 5/23–25 |
| 2回戦 | 5/26–27 |
| 3回戦 | 5/28–29 |
| 4回戦 | 5/30–31 |
| 準々決勝 | 6/1–2 |
| 準決勝 | 6/3–4 |
| 決勝 | 6/5–6 |
5月22日の個別プログラムは現時点で発表されていません。
6月5日・6日は決勝として案内されていますが、女子シングルスと男子シングルスの決勝日程は、公式発表後に更新します。前年の日程からは推測しません。
日本時間
開催期間中のパリは通常CEST(UTC+2)、日本はJST(UTC+9)です。日本時間はパリより7時間進んでいます。
目安:
| パリ | 日本 |
|---|---|
| 11:00 | 18:00 |
| 15:00 | 22:00 |
| 20:15 | 翌03:15 |
2027年の個別試合予定とナイトセッション開始時刻は未発表です。確定後、公式日程を日本時間へ換算して更新します。
日本で見る方法
2026年ローラン・ギャロスは、
日本ではWOWOWが放送・配信しました。
大会公式の2026年放送事業者一覧でも、日本の放送・配信先としてWOWOWが案内されています。
FFTは2023年に、
30年以上ローラン・ギャロスを放送してきたWOWOWとの契約延長を発表しています。
ただし、2027年の日本向け放送・配信事業者は現時点で確定していません。2026年の実績を2027年へ流用せず、公式発表後に更新します。
直近完了大会 : ローラン・ギャロス 2026
| 種目 | 決勝結果 |
|---|---|
| 男子シングルス | 優勝:アレクサンダー・ズベレフ 準優勝:フラビオ・コボッリ スコア:6-1, 4-6, 6-4, 6-7(5), 6-1 |
| 女子シングルス | 優勝:ミラ・アンドレーワ 準優勝:マヤ・フワリンスカ スコア:6-3, 6-2 |
| 男子ダブルス | 優勝:マルセル・グラノリェルス/オラシオ・セバジョス 準優勝:ハリ・ヘリオバーラ/ヘンリー・パッテン スコア:6-4, 6-2 |
| 女子ダブルス | 優勝:カテリナ・シニアコバ/テイラー・タウンゼント 準優勝:アンナ・ダニリナ/アレクサンドラ・クルニッチ スコア:6-2, 7-5 |
| 混合ダブルス | 優勝:サラ・エラーニ/アンドレア・ヴァヴァッソーリ 準優勝:ガブリエラ・ダブロウスキー/エバン・キング スコア:4-6, 6-3, [10-4] |
男子ダブルスはグラノリェルス/セバジョス組がタイトルを防衛、女子ダブルスはシニアコバ/タウンゼント組がペアとして初めてローラン・ギャロスを制覇、混合ダブルスはエラニ/ヴァヴァッソーリ組が前年に続いて連覇した。
男子シングルス決勝は4時間16分。ズベレフは4度目のメジャー決勝で初のグランドスラムタイトルを獲得しました。オープン化以降では初めて全仏男子シングルスを制したドイツ人選手となった。
19歳のアンドレーワは初のグランドスラムタイトルを獲得し、パリでは1992年のモニカ・セレシュ以来となる若さで女子チャンピオンになりました。フワリンスカは予選勝ち上がり選手として全仏オープン史上初めて決勝に進出した。
賞金・ランキングポイント
2026年大会の男子・女子シングルス、男子・女子ダブルスは同額です。日本円は2026年9月18日時点のECB参考レート(1ユーロ=180.94円)で換算した目安です。
大会総額
| 賞金総額 | €61,723,000(約111億6,816万円) |
|---|
シングルス(男女とも同額)
| 成績 | ユーロ | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 優勝 | €2,800,000 | 約5億663万円 |
| 準優勝 | €1,400,000 | 約2億5,332万円 |
| 準決勝 | €750,000 | 約1億3,571万円 |
| 準々決勝 | €470,000 | 約8,504万円 |
| 4回戦 | €285,000 | 約5,157万円 |
| 3回戦 | €187,000 | 約3,384万円 |
| 2回戦 | €130,000 | 約2,352万円 |
| 1回戦 | €87,000 | 約1,574万円 |
| 予選3回戦 | €48,000 | 約869万円 |
| 予選2回戦 | €33,000 | 約597万円 |
| 予選1回戦 | €24,000 | 約434万円 |
ダブルス(1組当たり・男女とも同額)
| 成績 | ユーロ | 日本円目安 |
|---|---|---|
| 優勝 | €600,000 | 約1億856万円 |
| 準優勝 | €300,000 | 約5,428万円 |
| 準決勝 | €150,000 | 約2,714万円 |
| 準々決勝 | €82,000 | 約1,484万円 |
| 4回戦 | €45,000 | 約814万円 |
| 3回戦 | €29,000 | 約525万円 |
| 2回戦 | €19,000 | 約344万円 |
2026年ランキングポイント
| 成績 | ATP男子シングルス | ATP男子ダブルス | WTA女子シングルス | WTA女子ダブルス |
|---|---|---|---|---|
| 優勝 | 2000 | 2000 | 2000 | 2000 |
| 準優勝 | 1300 | 1200 | 1300 | 1300 |
| 準決勝 | 800 | 720 | 780 | 780 |
| 準々決勝 | 400 | 360 | 430 | 430 |
| 4回戦 | 200 | 180 | 240 | 240 |
| 3回戦 | 100 | 90 | 130 | 130 |
| 2回戦 | 50 | 0 | 70 | 10 |
| 1回戦 | 10 | — | 10 | — |
| 予選通過 | 30 | — | 40 | — |
| 予選3回戦 | 16 | — | 30 | — |
| 予選2回戦 | 8 | — | 20 | — |
| 予選1回戦 | 0 | — | 2 | — |
ATPとWTAで異なる配点を一つにまとめず、それぞれ掲載しています。
大会の特徴
| 四大大会唯一のクレー | グランドスラムで唯一、赤土のクレーコートを使用 |
|---|---|
| 赤土ならではの攻防 | 長いラリー、強い回転、スライディング、持久力が勝敗を左右 |
| パリの歴史ある会場 | 1928年からスタッド・ローラン・ギャロスで開催 |
| 3週間の大会日程 | オープニング・ウィークから決勝まで約3週間 |
| 開閉式屋根 | 主要コートは雨天時にも試合を進めやすい設備を備える |
| 日本との時差 | 開催期間は日本がパリより7時間進む |
| ナダルの大会記録 | ラファエル・ナダルが男子最多14回優勝 |
クレーコートで問われる力
球足やバウンドは、天候、コート状態、使用球で変わります。全仏オープンでは、ラリーの組み立て、回転量、フットワーク、長時間戦への対応を見ると、試合の違いがつかみやすくなります。
ラファエル・ナダルの支配
| 優勝回数 | 14回 |
|---|---|
| 決勝進出 | 14回 |
| 全仏通算成績 | 112勝4敗 |
ナダルは2005年から2022年までに14度優勝。単一のグランドスラムで14回優勝という大会記録を残しました。
パリとフランスの歴史
現在のスタッド・ローラン・ギャロスは、1927年にフランスの「四銃士」がデビスカップを獲得した後、翌1928年のタイトル防衛戦を開催するために建設されました。会場名はフランス人飛行家ローラン・ギャロスに由来します。
会場・センターコート
スタッド・ローラン・ギャロス
所在地はフランス・パリ16区、2 avenue Gordon-Bennett。1928年から大会の本拠地となっています。
| 主なコート | 概要 |
|---|---|
| フィリップ・シャトリエ・コート | センターコート。1928年開場、2020年改修、約15,000席、開閉式屋根 |
| シュザンヌ・ランラン・コート | 1994年開場、約10,000席、2024年から開閉式屋根 |
| シモーヌ・マチュー・コート | 2019年開場、約5,000席。オートゥイユ温室庭園内の半地下式コート |
| その他 | 14番コート、屋外コートなど |
歴史
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1891年 | フランス選手権として創設 |
| 1897年 | 女子部門を開始 |
| 1925年 | 国際大会へ移行 |
| 1928年 | スタッド・ローラン・ギャロスが開場し、大会が移転 |
| 1968年 | オープン化以降で最初のグランドスラム大会となる |
| 2019年 | シモーヌ・マチュー・コートが開場 |
| 2020年 | フィリップ・シャトリエ・コートを改修し、開閉式屋根を導入 |
| 2024年 | シュザンヌ・ランラン・コートに開閉式屋根を導入 |
フランステニス連盟は、1891年の創設、1925年の国際化、1928年の現会場への移転を、同じ大会の歴史として扱っています。
歴代優勝者・記録
| 記録 | 選手・成績 |
|---|---|
| 男子シングルス最多優勝 | ラファエル・ナダル:14回 |
| 男子シングルス最多勝利 | ラファエル・ナダル:112勝 |
| 男子最年少優勝 | マイケル・チャン:17歳3か月18日(1989年) |
| 男子最年長優勝 | ノバク・ジョコビッチ:36歳(2023年) |
| 最も低い世界順位での男子優勝 | グスタボ・クエルテン:66位(1997年) |
| 直近のフランス人男子優勝者 | ヤニック・ノア(1983年) |
| 女子シングルス最多優勝 | クリス・エバート:7回 |
直近10年のシングルス優勝者
| 年 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 2026 | アレクサンダー・ズベレフ | ミラ・アンドレーワ |
| 2025 | カルロス・アルカラス | ココ・ガウフ |
| 2024 | カルロス・アルカラス | イガ・シフィオンテク |
| 2023 | ノバク・ジョコビッチ | イガ・シフィオンテク |
| 2022 | ラファエル・ナダル | イガ・シフィオンテク |
| 2021 | ノバク・ジョコビッチ | バルボラ・クレイチコバ |
| 2020 | ラファエル・ナダル | イガ・シフィオンテク |
| 2019 | ラファエル・ナダル | アシュリー・バーティ |
| 2018 | ラファエル・ナダル | シモナ・ハレプ |
| 2017 | ラファエル・ナダル | エレナ・オスタペンコ |
日本との関係
全仏オープンでは、シングルスだけでなくダブルス、混合ダブルス、車いす部門でも日本選手が結果を残してきました。
伊達公子
女子シングルスで1995年に準決勝進出。日本女子が全仏のシングルスで残した代表的な成績です。
錦織圭
男子シングルスで2015年、2017年、2019年の3度、準々決勝へ進出しました。
杉山愛
2003年の女子ダブルスで、キム・クライシュテルスとのペアで優勝しました。
穂積絵莉 / 二宮真琴
2018年の女子ダブルスで準優勝。日本人ペアとしてグランドスラム決勝へ進みました。
柴原瑛菜
2022年の混合ダブルスで、ウェスリー・クールホフとのペアで優勝しました。
加藤未唯
2023年の混合ダブルスで、ティム・プッツとのペアで優勝。決勝は4-6, 6-4, [10-6]でした。
国枝慎吾
車いす男子シングルスで8回優勝。8度目のタイトルは2022年に獲得しました。
上地結衣
車いす女子シングルスで5回優勝。女子ダブルスでも2025年と2026年に優勝しました。
小田凱人
車いす男子シングルスで2023年から2026年まで4連覇。2026年決勝ではアルフィー・ヒューエットを6-3, 6-3で破りました。
名勝負・名場面
ローラン・ギャロスには、大会史を象徴する数多くの試合があります。
| 年 | 試合 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 1989 | マイケル・チャン対イワン・レンドル | 17歳チャンピオンへの転機 |
| 2004 | ガストン・ガウディオ対ギジェルモ・コリア(決勝) | チャンピオンシップポイントをしのいだ決勝 |
| 2009 | ラファエル・ナダル対ロビン・セーデリング | ナダルのローラン・ギャロス初黒星 |
| 2013 | ラファエル・ナダル対ノバク・ジョコビッチ(準決勝) | クレーでのライバル関係を象徴する一戦 |
| 2025 | カルロス・アルカラス対ヤニック・シナー(決勝) | 5時間29分の歴史的決勝 |
| 2026 | アレクサンダー・ズベレフ対フラビオ・コボッリ(決勝) | ズベレフ初のグランドスラムタイトル |
2026年男子決勝 : ズベレフ対コボッリ
直近完了大会を代表する試合。ズベレフが初のグランドスラムタイトルを獲得した2026年男子決勝です。
関連リンク : 2025年男子決勝
アルカラス対シナーの2025年決勝は、近年のローラン・ギャロスを代表する名勝負です。
現地観戦
会場にはフィリップ・シャトリエ・コート、シュザンヌ・ランラン・コート、シモーヌ・マチュー・コート、屋外コートがあります。フィリップ・シャトリエ・コートでは大会前半にデイセッションとナイトセッションが設定されます。
2027年の観戦案内では、デイセッションは最初の3試合、ナイトセッションは夜の1試合です。試合予定は前夜に確定するため、観戦日ごとの選手や対戦カードは事前には決まりません。
関連選手・関連大会
関連選手:ラファエル・ナダル、カルロス・アルカラス、アレクサンダー・ズベレフ、ミラ・アンドレーワ、イガ・シフィオンテク、錦織圭、伊達公子、小田凱人、上地結衣、国枝慎吾。
関連大会:全豪オープン / ウィンブルドン / 全米オープン。
公式情報・SNS
大会日程、ドロー、結果、ライブスコア、選手情報、ハイライトは公式サイトと各公式SNSで確認できます。
公式ハッシュタグ:#RolandGarros
情報源・更新状態
情報確認日:2026年9月19日。大会日程、結果、賞金、会場情報はローラン・ギャロス公式と各ツアーの公式情報を参照しています。未発表の2027年個別試合開始時刻と日本向け放送予定は、正式発表後に更新します。