大会プロフィール
| ツアー | 男子(ATP) |
|---|---|
| グレード | ATP 500 |
| サーフェス | ハード |
| 開催地 | オランダ・ロッテルダム(ABN AMRO Open) |
| 開催時期 | 2月上旬〜中旬 |
ABNアムロ・オープンは、オランダ・ロッテルダムのロッテルダム・アホイで開催される男子ATPツアーのATP 500大会。室内ハードコートで行われ、シーズン序盤の欧州インドア大会を代表する大会の一つとなっている。1974年創設の歴史ある大会で、ロジャー・フェデラーが3度優勝している。
ABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open)
ABNアムロ・オープン(ABN AMRO Open)は、オランダ・ロッテルダムで開催される男子ATP 500大会です。
会場はロッテルダム・アホイ(Rotterdam Ahoy)。室内ハードコートで行われ、毎年2月の欧州インドアシーズンを代表する大会の一つです。
1974年の第1回大会からABNがスポンサーとして関わり続けており、ロジャー・フェデラー、ジミー・コナーズ、ビョルン・ボルグ、ステファン・エドベリ、ボリス・ベッカー、ヤニック・シナー、カルロス・アルカラスら各時代を代表する選手が優勝してきました。
2027年大会の日程
2027年のABN AMRO Openは、2月6日から14日までロッテルダム・アホイで開催されます。大会公式では2027年を第54回大会として案内しています。
本戦1回戦は2月8日から始まり、2月12日に準々決勝、13日に準決勝、14日にダブルス決勝とシングルス決勝が予定されています。予選は本戦開始前の週末に行われます。
試合カードや開始時刻はドロー確定後に変更される可能性があるため、開催時には公式スケジュールを確認してください。
2026年大会結果
2026年男子シングルスでは、アレックス・デミノーがフェリックス・オジェ=アリアシムを6-3、6-2で破り、ロッテルダム初優勝を果たしました。
デミノーは2024年、2025年と2年連続で決勝に進みながら準優勝に終わっていましたが、3年連続の決勝進出となった2026年に初めてタイトルを獲得。大会史上初めて3年連続で決勝に進出した選手となりました。この優勝はデミノーにとって自身11個目のATPツアータイトルであり、初の屋内大会タイトルでもあります。
2026年男子ダブルスは、シモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ組がレイ・ホー/ヘンドリック・イェベンス組を6-3、6-4で破って優勝しました。
| 種目 | 決勝結果 |
|---|---|
| 男子シングルス | 優勝: アレックス・デミノー 準優勝: フェリックス・オジェ=アリアシム スコア: 6-3、6-2 |
| 男子ダブルス | 優勝: シモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ 準優勝: レイ・ホー/ヘンドリック・イェベンス スコア: 6-3、6-4 |
2026年の賞金
2026年ABN AMRO Openの賞金総額は246万2,660ユーロ(参考換算で約4億5,313万円)です。
男子シングルスの賞金は以下の通りです。シングルス本戦は32人ドローのため、1回戦がRound of 32です。
| 成績 | 賞金(ユーロ/円換算) |
|---|---|
| 優勝 | €460,555 (約8,474万円) |
| 準優勝 | €247,800 (約4,560万円) |
| ベスト4 | €132,060 (約2,430万円) |
| ベスト8 | €67,470 (約1,241万円) |
| 2回戦(Round of 16) | €36,015 (約663万円) |
| 1回戦(Round of 32) | €19,205 (約353万円) |
ダブルス賞金は以下の通りです。
| 成績 | 賞金(ユーロ/円換算・ペア) |
|---|---|
| 優勝 | €151,280 (約2,784万円) |
| 準優勝 | €80,680 (約1,485万円) |
| ベスト4 | €40,820 (約751万円) |
| ベスト8 | €20,420 (約376万円) |
| 1回戦(Round of 16) | €10,560 (約194万円) |
円換算は2026年8月時点のEUR/JPYレート(1ユーロ=約184円)による参考値で、実際の為替レートは日々変動します。
ABNアムロ・オープンの歴史
ABNアムロ・オープンは1974年にロッテルダム・アホイで始まりました。第1回大会はWCT(World Championship Tennis)シリーズの一大会として開催され、地元オランダのトム・オッカーがトム・ゴーマンを6-3、6-4で破って初代王者となりました。
ABNは第1回大会からスポンサーとして大会に関わっています。その後、ABN銀行とAMRO銀行の合併を経て大会名称も変化し、長年「ABN AMRO World Tennis Tournament」として開催されました。2022年には現在の「ABN AMRO Open」へ名称を変更しています。
ロッテルダム・アホイで半世紀以上にわたって開催されており、大会公式によれば1974年の観客数は約4万6,000人でしたが、現在では年間13万人以上が訪れる大会へ成長しています。
2009年からは車いすテニス大会も併催され、男子・女子の世界トップクラスの車いす選手も出場しています。
ABNアムロ・オープンの主な記録
ABNがスポンサーとなった1974年以降で男子シングルス最多優勝記録は、ロジャー・フェデラーの3回です。フェデラーは2005年、2012年、2018年に優勝しました。2018年大会ではワイルドカードで5年ぶりに出場し、決勝でグリゴール・ディミトロフを6-2、6-2で破って優勝すると同時に世界ランキング1位へ復帰し、36歳で当時の男子史上最年長世界1位となりました。
アーサー・アッシュは1975年・1976年の2回優勝(1972年の前身大会での優勝を含めれば通算3回でフェデラーと並ぶ)。ジミー・コナーズも2回優勝しています。
オランダ勢では、第1回王者トム・オッカーに続き、リカルト・クライチェクが1995年と1997年に優勝。ヤン・シーメリンクは1998年に優勝しており、2026年大会終了時点でも最後のオランダ人男子シングルス王者です。
近年では、ヤニック・シナーが2024年、カルロス・アルカラスが2025年、アレックス・デミノーが2026年に優勝しています。
日本での視聴と公式情報
ABN AMRO OpenはATP 500大会のため、ATP公式配信サービスTennis TVの配信対象です。日本国内のATP Tour配信については、開催時点の正式な配信先を確認してください。
大会公式サイトでは、出場選手、ドロー、日程、試合結果、ニュース、動画、チケット情報などを確認できます。2027年大会についても公式サイトですでに日程・チケット情報が公開されています。