大会プロフィール
| ツアー | 女子(WTA)・男子(ATP) |
|---|---|
| グレード | ATP/WTA 1000 |
| サーフェス | ハード |
| 開催地 | アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ |
| 開催時期 | 3月 |
ATP・WTA共同開催のマスターズ1000大会で、規模の大きさから「第5のグランドスラム」とも呼ばれる。毎年3月にカリフォルニア州インディアンウェルズのインディアンウェルズ・テニス・ガーデンで開催される屋外ハードコート大会。
インディアンウェルズ・オープン(BNPパリバ・オープン)
インディアンウェルズ・オープン(BNP Paribas Open)は、アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズで開催される男子ATP Masters 1000、女子WTA 1000の男女共催大会です。
会場はインディアンウェルズ・テニス・ガーデン。屋外ハードコートを使用し、毎年3月に世界トップクラスの男子・女子選手が集まります。
男子ではシーズン最初のATP Masters 1000であり、続くマイアミ・オープンと合わせて北米春季ハードコートシーズンの中心となる大会です。大会規模や男女共催という特徴から、グランドスラムに次ぐ規模の大会と位置づけられることが多い大会です。
2027年大会の日程
2027年のBNPパリバ・オープンは、2月28日から3月14日までインディアンウェルズ・テニス・ガーデンで開催される予定です。
大会公式サイトではすでに2027年の日程とチケット情報が公開されています。
本戦では男子・女子シングルス、男子・女子ダブルスに加え、混合ダブルスも実施される予定です。最終日の3月14日には男子・女子シングルス決勝が組まれています。
試合日程や開始時刻は変更される可能性があるため、開催時には公式スケジュールの確認が必要です。
2026年大会結果
2026年男子シングルスでは、ヤニック・シナーがダニール・メドベージェフを7-6(6)、7-6(4)で破り、インディアンウェルズ初優勝を果たしました。
シナーはこの優勝によって、ATP Masters 1000のハードコート6大会すべてでタイトルを獲得。ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチに続く記録を達成しました。
女子シングルスでは、アリーナ・サバレンカがエレナ・ルバキナとの決勝を3-6、6-3、7-6(6)で制し、インディアンウェルズ初優勝を飾りました。
サバレンカは最終セットのタイブレークでチャンピオンシップポイントをしのいで逆転勝利。同大会の決勝進出は2023年(ルバキナに7-6(11)、6-4で敗戦)、2025年(ミラ・アンドレーワに敗戦)に続く3度目で、今回ようやく初優勝を果たしました。
2026年の主要種目では、男子ダブルスはグイド・アンドレオッシ/マニュエル・ギナール組がアルトゥール・リンデルクネシュ/バランタン・バシュロ組を7-6(3)、6-3で破って優勝しました。
女子ダブルスはカテリナ・シニアコバ/テイラー・タウンゼント組がアンナ・ダニリナ/アレクサンドラ・クルニッチ組を7-6(4)、6-4で破ってタイトルを獲得しています。
2024年から実施されている混合ダブルス・インビテーショナルでは、ベリンダ・ベンチッチ/フラビオ・コボッリ組が優勝しました。
2026年主要種目の結果は以下の通りです。
| 種目 | 決勝結果 |
|---|---|
| 男子シングルス | 優勝: ヤニック・シナー 準優勝: ダニール・メドベージェフ スコア: 7-6(6)、7-6(4) |
| 女子シングルス | 優勝: アリーナ・サバレンカ 準優勝: エレナ・ルバキナ スコア: 3-6、6-3、7-6(6) |
| 男子ダブルス | 優勝: グイド・アンドレオッシ/マニュエル・ギナール 準優勝: アルトゥール・リンデルクネシュ/バランタン・バシュロ スコア: 7-6(3)、6-3 |
| 女子ダブルス | 優勝: カテリナ・シニアコバ/テイラー・タウンゼント 準優勝: アンナ・ダニリナ/アレクサンドラ・クルニッチ スコア: 7-6(4)、6-4 |
2026年の賞金
2026年男子ATP Masters 1000大会の賞金総額は941万5,725ドル (参考換算で約14億9,710万円)でした。
男子・女子シングルスでは同額の賞金が設定され、シングルス優勝者にはそれぞれ115万1,380ドル (約1億8,307万円)、準優勝者には61万2,340ドル (約9,736万円)が支給されました。
シングルスの主な賞金は次の通りです。
| 成績 | 賞金(米ドル/円換算) |
|---|---|
| 優勝 | $1,151,380 (約1億8,307万円) |
| 準優勝 | $612,340 (約9,736万円) |
| ベスト4 | $340,190 (約5,409万円) |
| ベスト8 | $193,645 (約3,079万円) |
| 4回戦 | $105,720 (約1,681万円) |
| 3回戦 | $61,865 (約984万円) |
| 2回戦 | $36,110 (約574万円) |
| 1回戦 | $24,335 (約387万円) |
円換算は2026年8月時点のUSD/JPYレート(1米ドル=約159円)による参考値で、実際の為替レートは日々変動します。
ダブルス優勝ペアには46万8,200ドル (約7,444万円)、準優勝ペアには24万7,870ドル (約3,941万円)が設定されました。
インディアンウェルズでは男子と女子で同額のシングルス優勝賞金が設定されています。
インディアンウェルズの歴史
大会の歴史は1970年代に始まり、開催地を移しながら現在のインディアンウェルズへ発展してきました。
男子大会は現在、ATP Masters 1000に位置付けられています。女子大会もWTA 1000として開催され、男女のトップ選手が同じ会場・期間で競う大型共催大会となっています。
現在の会場であるインディアンウェルズ・テニス・ガーデンは2000年に開場しました。
砂漠地帯に位置する大規模なテニス施設で、センターコートのStadium 1を中心に複数の競技コートや練習コートを備えています。
大会は「Tennis Paradise」という名称をプロモーションにも使用しており、試合だけでなく観戦環境や施設を含む大型スポーツイベントとして発展してきました。
2020年大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響によって中止されました。その後大会は再開され、現在も毎年3月のATP・WTAツアーを代表する大会として開催されています。
インディアンウェルズの主な記録
男子シングルス最多優勝記録は、ロジャー・フェデラーとノバク・ジョコビッチの5回です。
フェデラーは2004年から2006年まで3連覇したほか、2012年と2017年にも優勝しています。
ジョコビッチは2008、2011、2014、2015、2016年に優勝。2016年の5度目のタイトルで男子最多記録に並びました。
2026年にはヤニック・シナーが初優勝し、ATP Masters 1000のハードコート6大会すべてを制覇しました。
女子では複数の選手が複数回優勝しており、マルチナ・ナブラチロワ、シュテフィ・グラフ、リンゼイ・ダベンポート、セリーナ・ウィリアムズ、マリア・シャラポワ、ビクトリア・アザレンカ、キム・クライスターズらが複数タイトルを獲得しています。近年ではイガ・シフィオンテクが2022年・2024年の2度優勝しているほか、エレナ・ルバキナやミラ・アンドレーワも優勝を果たしました。2026年にはアリーナ・サバレンカが初めてタイトルを手にしました。
日本での視聴と公式情報
男子ATP Masters 1000の試合は、ATP公式配信サービスTennis TVの配信対象です。
女子WTA 1000についてはWTA TVなどの配信サービスが案内されています。
ただし、日本国内の放映権や視聴方法はシーズンごとに変更される場合があります。大会開催前には日本向けの最新放送・配信情報を確認する必要があります。
BNPパリバ・オープン公式サイトでは、ドロー、試合日程、結果、ライブスコア、選手情報、ニュース、動画、チケット情報などを確認できます。
大会公式SNSもInstagram、X、Facebook、TikTok、YouTubeなどで運営されています。
※本ページの記述はATP公式・WTA公式および英語版Wikipediaの2026年大会結果・賞金に関する情報を基にまとめています。