30秒でわかる要約
- 2001年11月8日生まれ、チェコ出身。右利き・両手打ちバックハンド、身長185cm。
- ATPツアー通算2勝(2024年アデレード国際、2025年ブリスベン国際)。
- 四大大会は現時点でベスト8が最高(2023年全豪オープン、2025年全米オープン)、優勝経験はまだなし。
- 2026年5月に自己最高の世界ランキング12位に到達。
- 同年のマイアミ・オープンでは自身初のマスターズ1000決勝に進出(決勝でヤニック・シナーに敗れ準優勝)。
- プレースタイルは強力なサーブを起点に攻めるアグレッシブ・ベースライナー。
イジー・レヘチカは、強烈なサーブとベースラインからの積極的なラリーを武器とするチェコの男子プロテニス選手。1980年代からベルディハ、ステパネクと男子テニスの強豪国として存在感を放ってきたチェコ出身で、185cmの長身と両手打ちバックハンドを軸に、2020年代のツアーで着実に地位を築いてきた選手の一人である。
2022年のロッテルダム大会で予選勝ち上がりから準決勝進出を果たし、初めて大きな注目を集めた。その後2024年アデレード国際、2025年ブリスベン国際でツアー初優勝・2勝目を挙げ、着実にキャリアを積み上げている。四大大会では現時点で優勝経験はないが、2023年全豪オープンと2025年全米オープンでそれぞれベスト8まで進出しており、グランドスラムでも上位進出できる実力を証明しつつある。
2026年に入るとキャリアの転機を迎える。1月にはウェア・シューズ・ラケットの契約をWilsonに一本化し、同年のマイアミ・オープンでは自身初となるマスターズ1000決勝に進出したものの、決勝ではヤニック・シナーにストレートで敗れた。5月には自己最高となる世界ランキング12位に到達し、トップ10入りを見据えた体制固めが進んでいる。
プロフィール
| ツアー | 男子(ATP) |
|---|---|
| 時代区分 | 2020年代 |
| ステータス | 現役 |
| 国籍 | チェコ |
| 生年月日 | 2001-11-08 |
| 身長 | 185 cm |
| 利き手 | 右利き |
| バックハンド | 両手打ち |
| 自己最高ランキング | 12 位 |
| 四大大会シングルス優勝 | 0 回 |
| 四大大会 成績 |
|
| ツアー優勝 |
|
プレースタイル・人物像
アグレッシブ・ベースライナー
強力なファーストサーブでポイントの主導権を早く握り、そこからベースライン深くで攻め続けるスタイル。両手打ちバックハンドは高い打点でも威力を保ちやすく、フォアハンドと組み合わせて相手を左右に振る展開を好む。長身ながらフットワークは軽快で、際どいボールへの追いつきや長いラリーへの対応力も持ち合わせている。2026年のマイアミ・オープンでは、この攻撃的なスタイルでマスターズ1000の決勝まで勝ち上がり、トップ選手相手でも自分のテニスを貫けることを証明した。
気質・人物像
InstagramとXで練習の様子や日常をよく発信している。少年時代の憧れはロジャー・フェデラーだったが、成長するにつれて同じチェコのトマーシュ・ベルディハに自分のプレースタイルを重ねるようになったと、本人もインタビューで語っている。2023年4月からは、そのベルディハから約1年間コーチを受けるという巡り合わせも経験した。デビスカップで活躍したベルディハとラデク・ステパネクを見て育った世代でもあり、強豪国チェコの伝統を継ぐ選手として国内での期待も大きい。コート上では長身を活かした強気なプレーが持ち味で、劣勢でもサーブを軸に立て直す粘り強さも持ち味の一つだ。
オフコートの素顔
父は競泳、母は陸上競技の選手という運動一家に育つ。3歳のとき、祖母が姉のベロニカにテニスを教える様子を見て自分もやりたいと思ったのがキャリアの始まり。出身はチェコ中部のムラダー・ボレスラフで、15歳でテニス強豪地プロスチェヨフに移り、本格的な育成環境で腕を磨いた。家族ぐるみでスポーツに親しんできた背景が、長身を活かしたアスリート的なプレースタイルにも表れていると見ることができる。
使用ギア
| ラケット | ここに挙げているのは公表モデルのPro Staff 97 v14で、画像とリンクもそのモデルのもの。ただし実際に使っているのは旧Six One 95系のフレームにPro Staffの塗装を被せたカスタムだ、という見方がギア専門サイトTennisnerdから出ている。 |
|---|---|
| ガット/ストリング | ポリエステルの定番、ルキシロン アルパワー。ツアーでの使用率が高い一本で、スピンのかかりと打球感の安定に定評がある。ナチュラルガットと組み合わせたハイブリッドで張っているという見方もある。 |
| シューズ | Wilson Rush 5 Tour Wilsonが2026年2月に発売したツアー向けの新モデル、Rush 5 Tour。同月、レヘチカがこの靴に切り替えたとForbesが報じた。前作までのRushシリーズを刷新した設計だという。 |
| ウェア | Wilson 2026年1月にル・コック・スポルティフからWilsonへ移籍。ウェアもシューズもラケットもWilsonで揃える「Wilson 360アスリート」として契約した。 |
※ 上記のギア情報は2026年シーズンのものです。現在は異なる場合があります。
※ 商品リンク・画像は楽天市場・Amazon.co.jp(アフィリエイト)です。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合があります。購入前にメーカー公式情報・販売店情報をご確認ください。
アイキャッチ写真: Photo by si.robi, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons
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同じ国の選手
情報源
- ATP Tour公式プロフィール「Jiri Lehecka」: https://www.atptour.com/en/players/jiri-lehecka/l0bv/overview
- Wikipedia「イジー・レヘチカ」: https://ja.wikipedia.org/wiki/イジー・レヘチカ
- Wikipedia「Jiří Lehečka」(英語版、ランキング到達日の確認用): https://en.wikipedia.org/wiki/Ji%C5%99%C3%AD_Lehe%C4%8Dka
- Wilson公式プレスリリース(2026年1月15日、360アスリート契約発表、PR Newswire): https://www.prnewswire.com/news-releases/wilson-introduces-new-class-of-tennis-360-athletes-including-no-6-alex-de-minaur-302662109.html
- Forbes(2026年2月3日、Wilson Rush 5 Tourへの切り替えを報道): https://www.forbes.com/sites/timnewcomb/2026/02/03/wilson-goes-modern-with-rush-5-tour-tennis-shoe/
- Tennisnerd(使用ラケットのペイントジョブに関する分析記事): https://www.tennisnerd.net/gear/racquets/pro-player-racquets/jiri-leheckas-racquet-player-profile/40933
- Tennis World USA(少年時代の憧れとベルディハへの傾倒に関するインタビュー記事): https://www.tennisworldusa.org/tennis/news/Roger_Federer/129511/jiri-lehecka-roger-federer-was-my-idol-now-my-idol-is-berdych-/
- Open Court(2023年、ベルディハのコーチ就任を報じる記事): https://opencourt.ca/2023/05/10/introducing-coach-tomas-berdych/
- Australian Open公式(プロスチェヨフ移籍などの生い立ちを特集した記事): https://ausopen.com/articles/news/czeching-jiri-lehecka
- EssentiallySports(祖母・姉との出会いを含む家族背景の記事): https://www.essentiallysports.com/atp-tennis-news-jiri-lehecka-which-family-member-influenced-his-decision-to-pick-tennis-for-life/
確認日:2026-08-16

