ピート・サンプラスは1971年8月12日生まれ、アメリカ出身の元男子プロテニス選手。185cmの体格から放つ精密なサーブとネットプレーを武器に、1993年4月12日に世界1位へ到達し、通算286週にわたり首位に立った。四大大会は14勝。内訳はウィンブルドン7勝、全米オープン5勝、全豪オープン2勝で、全仏は1996年のベスト4が最高成績だった。ロジャー・フェデラーが更新するまで、男子の四大大会最多優勝記録はサンプラスの14勝だった。
1990年全米オープンでは19歳28日で同大会男子シングルス最年少優勝を記録した。1993年から1998年まで6年連続で年末世界1位となり、1990年代の男子ツアーを支配した。特にウィンブルドンでは1993年から2000年までの8年間で7度優勝し、2000年大会ではロイ・エマーソンを超える男子歴代単独最多13個目の四大大会タイトルに到達している。
キャリア終盤の2002年は不振が続き、ウィンブルドンでは2回戦敗退に終わった。それでも全米オープンでは第17シードから勝ち上がり、決勝で長年のライバル、アンドレ・アガシを破って5度目の全米制覇を果たした。この試合が事実上の現役最後の公式戦となる。ツアー通算はシングルス64勝、ダブルス2勝。年間王者決定戦も5度制した、1990年代を代表する王者である。
プロフィール
| ツアー | 男子(ATP) |
|---|---|
| 時代区分 | 1990年代・2000年代 |
| ステータス | 引退 |
| 国籍 | アメリカ |
| 生年月日 | 1971-08-12 |
| 身長 | 185 cm |
| 利き手 | 右利き |
| バックハンド | 片手打ち |
| 自己最高ランキング | 1 位 |
| 四大大会シングルス優勝 | 14 回 |
| 四大大会 成績 |
|
| ツアー優勝 |
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| 主要タイトル |
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プレースタイル・人物像
サーブ&ボレー
最大の武器は、速度だけでなくコースと回転を読ませないサーブだった。ファーストサーブで主導権を取り、セカンドサーブでも守りに入りすぎず、短い返球を引き出してネットへ詰める。決め球はフォアハンド、つなぎと変化は片手バックのスライス。低く滑るボレーとランニングフォアハンドもあり、芝とハードコートで主導権を握りやすいスタイルだった。ATPの略歴では、14歳で両手バックから片手バックへ変え、ボレーと古典的な攻撃型テニスを叩き込まれた経緯が紹介されている。派手なラリーで観客を沸かせるより、サーブから短い展開でポイントを閉じる選手だった。
気質・人物像
派手な言葉よりプレーで示す選手だった。ATPはサンプラスの特集に I Let My Racquet Do The Talking という本人の姿勢を表す見出しを置いている。アンドレ・アガシのような強い個性を放つ同時代のスターと比べると、サンプラスは表情も言葉も少なかった。ATPの略歴では、1992年全米オープン決勝でステファン・エドベリに敗れたあと、初めて深く悔しさを覚え、一つのメジャーで満足しないと考えるようになったことが紹介されている。そこから1993年以降、6年連続で年末世界1位を守った。
オフコートの素顔
ワシントンD.C.に生まれ、南カリフォルニアで育った。ATPの略歴では、7歳でテニスを始め、ロッド・レーバーの映像を繰り返し見ていたことが紹介されている。姉ステラはUCLA女子チームのヘッドコーチとなり、兄ガスは後にマネージャーを務めた。本人はゴルフやロサンゼルス・レイカーズを好み、1999年にはPGAツアーのプロアマにも出場している。慈善活動にも関わり、1997年にはサービスエース1本につき寄付する Aces for Charity を始め、ティム&トム・ガリクソン財団などを支援した。妻は女優のブリジット・ウィルソン。
使用ギア
| ラケット | Wilson公式はPro Staffを使った名手としてサンプラスを挙げる。本人のストリンガーだったネイト・ファーガソンは、サンプラスがWilson Pro Staff Midを使い、Pro Staff 6.0 85と同系統だと説明している。リンク先はセントビンセント製の中古品(廃盤モデルにつき新品の現行流通は無し)。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合がある。 |
|---|---|
| ガット/ストリング | ファーガソンは、サンプラスがBabolatのナチュラルガットを高テンションで張っていたと説明している。時期によりゲージを変えており、現役当時の完全同一品までは確定できないため、ブランドと素材を中心に記す。 |
| テンション | 約75 lbs ポンド |
| ゲージ | 複数ゲージ |
| シューズ | 国際テニス殿堂のデジタル展示は、1998年ウィンブルドンでのNike Air Oscillateを収蔵品として示し、サンプラスが残りのキャリアで同モデルを履いたと説明している。廃盤モデルのため新品は流通しておらず、リンク先はデッドストック/中古の再入荷品。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合がある。 |
| ウェア | Nike 現役後期のシューズと同じくNikeを着用。1990年代後半の本人写真・殿堂展示でもNike Air Oscillateと白基調のNikeスタイルが確認できる。具体的なウェアの型番を示す一次資料は無く、シューズのような特定モデルまでは確認できないためリンクは見送る。 |
※ 上記のギア情報は2002年(現役最終時点)のものです。現在は異なる場合があります。
※ 商品リンク・画像は楽天市場・Amazon.co.jp(アフィリエイト)です。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合があります。購入前にメーカー公式情報・販売店情報をご確認ください。
アイキャッチ写真: Photo by James Marvin Phelps, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons(1992年 Thriftway ATP Championships)
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同じ国の選手
情報源
- Official Pete Sampras: https://www.officialpetesampras.com/
- ATP Tour bio: https://www.atptour.com/en/players/-/s402/bio
- ATP No.1 profile: https://www.atptour.com/en/news/sampras-number-one-profile
- International Tennis Hall of Fame profile: https://www.tennisfame.com/hall-of-famers/inductees/pete-sampras
- Wilson Pro Staff history: https://www.wilson.com/en-us/blog/tennis/wilson-labs/wilson-pro-staff-history
- Tennis Warehouse interview with Nate Ferguson mirror: https://www.ne.jp/asahi/pete/sampras/archives/interview/I-Ferguson9908E.html
- International Tennis Hall of Fame Kicks on Court: https://www.tennisfame.com/sneakers
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確認日:2026-08-08

