アマンダ・アニシモワは2001年8月31日生まれ、アメリカ出身の女子プロテニス選手。右利きで、バックハンドは両手打ち。2019年、17歳で全仏オープンのベスト4に進み、同年のボゴタでツアー初優勝を挙げた。2022年にはメルボルンで2勝目を手にし、2023年の休養を経て復帰した。
2025年はドーハと北京でWTA1000を制し、ツアー通算4勝目を記録した。ウィンブルドンでは初のグランドスラム決勝へ進出。全米オープンでも決勝に進み、同年は2大会連続で四大大会の決勝を戦った。2026年1月5日には自己最高の世界3位に到達している。
2026年は全豪オープンでベスト8。WTA公式プロフィールで確認できる2026年8月21日時点のランキングは世界10位で、シーズン後半の北米ハードコートを戦っている。強打だけに頼らず、サーブ、前後の動き、試合中の選択肢を磨き直したことが、復帰後の戦い方を支えている。
※成績・ランキングは2026年8月21日時点。
プロフィール
| ツアー | 女子(WTA) |
|---|---|
| 時代区分 | 2020年代 |
| ステータス | 現役 |
| 国籍 | アメリカ |
| 生年月日 | 2001-08-31 |
| 身長 | 180 cm |
| 利き手 | 右利き |
| バックハンド | 両手打ち |
| 自己最高ランキング | 3 位 |
| 四大大会シングルス優勝 | 0 回 |
| 四大大会 成績 |
※2026年8月21日時点 |
| ツアー優勝 |
※2026年8月21日時点 |
| 主要タイトル |
|
プレースタイル・人物像
アグレッシブ・ベースライナー
ベースラインの内側でボールをとらえ、両サイドから早い打点で主導権を取りにいく。両手打ちバックハンドは、クロスで相手を外へ追い出した後、ダウンザラインへ切り替える場面で大きな武器になる。2025年ドーハ決勝では、エレナ・オスタペンコのセカンドサーブ29本のうち20本を取り、バックハンドのリターンから主導権を握った。
打点の高いフォアハンドも、相手の浅いボールを逃さない。北京ではリンダ・ノスコバとの決勝を6-0、2-6、6-2で制し、最後のポイントをバックハンドのダウンザラインで決めた。大会を通じたウィナーは187本で、守備だけで試合を長引かせるタイプではなく、自分からポイントを終わらせにいく選手であることが数字にも表れている。
強打が早くから評価された背景には、2019年全仏オープンで当時の前年王者シモナ・ハレプを破った試合がある。まだ17歳だったアニシモワは、その勝利でベスト4へ進んだ。バックハンドだけを切り取ると派手に見えるが、フォアと組み合わせて相手の時間を奪い、短い球を生むまでの組み立てが土台にある。
復帰後は、強打の精度だけを追うのではなく、サーブ、ネットへの入り方、試合中の選択肢も見直している。2026年シーズン前のWTA取材で本人は、サーブ、安定性、フィジカル面を改善点として挙げた。コーチのヘンドリク・フリーショワーズも、状況を読んで必要な変化を選ぶ力を課題に置いている。攻め急がず、それでも短い球は見逃さない。そのバランスが、現在のアニシモワのプレーを形づくっている。
気質・人物像
2023年5月5日、アニシモワは自身のInstagramで、燃え尽きとメンタルヘルスへの懸念を理由に、テニスから無期限で離れると公表した。WTAの発表によれば、前年夏から心身の負担を抱え、大会会場にいること自体がつらくなっていたという。本人は、乗り越えようとできる限りのことはしてきた、とも書き添えていた。競技から距離を置いた期間を経て、2024年にツアーへ戻った。
復帰直後に以前の順位へ戻ったわけではない。2024年はトロントでWTA1000初の決勝に進出し、年末ランキングは36位。そこから2025年にドーハで初のWTA1000タイトルを取り、ウィンブルドンと全米オープンで続けて決勝へ進んだ。北京で通算4勝目を挙げ、年末には自己最高の世界4位でシーズンを終えた。
2025年はトップ10選手に10勝し、フルセットにもつれた試合を13連勝した。WTA公式は、この年に四大大会の現王者4人すべてを破ったことも記録している。数字だけを成果の理由にすることはできないが、復帰後に競り合いを多く勝ち切った事実は、プレーを組み立て直した時期と重なる。
2026年シーズン前には、本人が「メンタル面で良い状態にいる」と話している。WTA公式プロフィールで確認できるコーチはヘンドリク・フリーショワーズ。プレーの完成度を上げる作業と、ツアーを続けられる状態を整える作業を、今も並行して進めている。
オフコートの素顔
母はモスクワ育ちのオルガ。姉のマリア・アニシモワ=イージーはニューヨーク在住で、アマンダは英語とロシア語を話す。ニュージャージーで生まれ、3歳でマイアミへ移った。姉の練習を見に行くうちにテニスを始めたという。
2019年、全米オープンの直前に父が急死し、アニシモワは同大会を欠場した。
憧れの選手はセリーナ・ウィリアムズとマリア・シャラポワ。コート外では音楽、ランニング、執筆、ジェットスキー、ビーチで過ごす時間を好む。WTA公式プロフィールには愛犬マイリーの存在も記されている。
使用ギア
| ラケット | Wilson Japan公式のBlade V10ページは、アニシモワをBlade V10の使用選手として掲載している。ただし98 16×19などの具体的なモデルまでは公式に明示されていないため、型番は特定しない。商品リンクはシリーズ内の代表モデルであるBlade 98 16×19 V10(品番WR207811U)。 |
|---|---|
| シューズ | ナイキ シューズはナイキ。アパレルと合わせた契約で、着用モデル名までは公表されていない。速く細かい足さばきを支える一足だが、仕様の詳細は確認できていない。 |
| ウェア | ナイキ ウェアはナイキ。シューズと同じスポンサー契約に含まれ、コレクション名や個別モデルまでは公表されていない。ここで挙げているのは、あくまでブランド単位で確認できた範囲である。 |
※ 上記のギア情報は2026年8月21日確認のものです。現在は異なる場合があります。
※ 商品リンク・画像は楽天市場・Amazon.co.jp(アフィリエイト)です。プロ使用モデルは市販品と仕様が異なる場合があります。購入前にメーカー公式情報・販売店情報をご確認ください。
アイキャッチ写真: Photo: Hameltion / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
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情報源
- WTA公式 選手プロフィール(経歴・ランキング・コーチ・基本情報): https://www.wtatennis.com/players/326384/amanda-anisimova
- WTA公式 ランキング履歴 / Stats: https://www.wtatennis.com/players/326384/amanda-anisimova/stats
- WTA公式 大会記録 Record(四大大会成績・ツアー優勝4回の内訳): https://www.wtatennis.com/players/326384/Amanda_Anisimova/record
- WTA公式 2025年ドーハ優勝記事(決勝スコア6-4, 6-3・大会正式名称): https://www.wtatennis.com/news/4216428/anisimova-triumphs-in-doha-captures-first-wta-1000-title-of-career
- WTA公式 2025年北京優勝記事: https://www.wtatennis.com/news/4376434/anisimova-wins-china-open-for-second-wta-1000-title-of-the-season
- WTA公式 2023年休養発表記事: https://www.wtatennis.com/news/3322468/anisimova-announces-indefinite-break-from-tennis
- WTA公式 2026年インタビュー: https://www.wtatennis.com/news/4434016/the-architecture-of-a-champion-how-amanda-anisimova-is-leveling-up-her-game
- 全豪オープン公式 Spotlight: Amanda Anisimova(父の急死と2019年全米欠場・プレースタイル): https://ausopen.com/articles/news/spotlight-amanda-anisimova
- Wilson Japan公式 Blade V10(使用選手としての掲載を確認。具体モデルの明示はなし): https://jp.wilson.com/pages/tennis-rackets-blade-v10
確認日:2026年8月21日

